シティーサイクル・ママチャリの
前ブレーキ(右側のブレーキレバー)を
握った時、ゆるゆるで効きが弱い場合、

ブレーキシューの消耗を
チェックしてみましょう。

ブレーキシューは前かごの真下の
ブレーキアームに付いており
左右のブレーキシューが車輪の外周側面(リム)を
はさんで停車させます。

ブレーキシューの種類は主に以下の2種類です。
 

①一般車・アルミ(車輪)リム用
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上の写真左が消耗品、右が新品です。

アルミリムは滑りやすいため、シューは柔らかめのゴムです。
それ故、特に雨の日にシューが削れやすく、リムも汚れます。
*ステンレス(車輪)リム用も見た目はほぼ同じですが、主に黒色ゴムです。
 

②BAA用(電動車、子供乗せ、高級車用)
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上の写真左が消耗品、右が新品です。

①とは異なり、金属船がゴムで覆われています。
左の消耗品を見てのとうり、
シュー全体の約半分を消耗したところに金属船があります。

また一般車同様、アルミ用とステンレス用があり、
(見た目、色も同じで、リム当たり面の溝が少し異なります)
BAAシューの特性としてどちらも一般車用に比べて効きが良いですが、
ゴムが柔らかめのアルミ用は消耗が早いので要注意です。
 

①②ともに交換時期の目安は
ゴム表面の溝がなくなったタイミングです。
(上の写真左の消耗具合はかなり危険です)
ゴム部分が三分の一以上消耗なら即交換ですが、
全体がゴムで覆われたBAAはより早めの交換が
望ましいでしょう。

またゴムの消耗がなくとも
ヒビがある場合は速やかに交換しましょう。

金属船がむき出しの状態でブレーキを握ると
リムがダメージを受け、破損し、
修理代が高くなるのでご注意ください。

またブレーキシュー交換時、
ブレーキワイヤーの固定部も異なり、
ワイヤーが傷んでいるケースも多いため、
その場合は同時交換がベターです。

ブレーキシューの消耗がほとんどなく
ブレーキの効きがゆるい場合、
ブレーキワイヤーの調整、交換のみで解決する
ことがほとんどです。