10年以上も前のロードバイク、
デダチャイの「テメラリオ」。
トップチューブが8角形、
ダウンチューブが立体的な三角形、
チェーンステーが左右非対称…
まさに変態的なカーボンフレーム。
おまけにシートステーがチタン製です。
このエッジのきいた個性的なフレーム、
見事な造形美を感じさせます。
こちらは50年以上も前、ラリーのために
生まれた車「ランチア・ストラトス」
。
70年代、世界ラリー選手権(WRC)においても
数々の勝利を収めた歴史に残る名車で、
マルチェロ・ガンディーニによるデザインが秀逸な傑作です。
車高が低い(1110mm)ウェッジ・シェイプ型の
流麗でコンパクトなボディライン、
全体に丸みを帯びたウィンドウもあってか、
まるで宇宙船みたいで、どこから見てもカッコいいです。
テメラリオ、ストラトス(共にイタリアのメーカー)、
どちらもさすがに今時の…でははありませんが、
未来的な造形美があるかと思います。
私にとってはいつまでも、眺めているだけでワクワク、
幸せ気分にしてくれる自転車、車です。
いつか本物のストラトスを手にすることを夢みながら(笑)
レプリカでもいいです…