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秋の季節になり、
日が暮れるのが早くなってきました。

暗くなってからの自転車走行に
欠かせないのがライトと反射板です。

前方のライト装備は知られていても
反射板の存在、必要性はあまり認識されて
いないような気がします…

整備中によく反射板の取り付け不備を
よく目にするからです。

特に後方の反射板(赤色)で、
破損や色褪せ、取り付け位置の不備が多いです。

上の写真のように、
下向きにおじぎしている状態のものを
よく見かけます。

これでは夜間に対向車のライトにしっかり反射せず、
事故を防ぐ役割を果たさない状態です。

このタイプはカジュアルなスポーツタイプ、
ジュニアマウンテン(子供車)などに多く見られるタイプで、
フレーム(シートステー)の右側に取り付けられています。

また、バンド固定タイプの場合、
下までずり落ちて車輪に巻き込む危険性があるので
要注意です。

反射板の適正な取り付けは
道路交通法でも決まりがあり、
事故を避けるための重要な安全装置です。

夜間の走行中、後ろから自動車に追突される事故も
少なくありませんので、ご注意ください。

整備中に気づいた時には
修正するように心がけてはいますが、
やはり定期的な点検は必要です。
 

*補足
 
 自転車には安全走行のため、
 以下の装備が必要となります。 
 
 前方〜ライト(白系)
 ペダル〜反射板(アンバー色)
 ホイール・車輪〜反射板(白、アンバー色)
 後方〜反射板(赤色)
    もしくはライト(赤)→より安全です!