スタンドのバネが外れると
スタンドを立ててもロックできず、
自転車が倒れてしまい危険です。
上の写真(黒い方)はスタンド本体のバネを固定する
フック部が劣化で欠けてしまい、
バネが外れてしまったケースです。
写真後方シルバー色のスタンドを
ご覧いただくと欠けた部分が
どんな具合だったか分かります…
スタンド本体フックには問題ない場合で
バネだけ外れて、どこかにいってしまった…
ケースもよくありますが、
(その場合はバネだけの取り付け・交換で
済む場合がほとんどです)
このケースではスタンド本体まるごと
(もちろんバネは最初からついています)
交換することになります。
この本体フックが欠けた原因は
サビや摩擦による劣化です。
このバネが引っかかっているフック部は
スタンドを上げ下げすることで
バネ・フックと本体・フックが摩擦し合い削れます。
そこにサビがくるとさらに劣化を早め、
小さいツメの本体フックが折れてしまうということです。
それ故、バネを固定するフック部には
グリスなどの粘度の高い油を
定期的につけるようにしましょう。
またスタンド本体の可動部にも
注油すれば、動きが悪くなるのを防ぎます。