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自転車を漕ぐとチェーンとギアは
接触し摩擦し合います。

チェーンの油がきれて、そのまま乗り続けると
チェーンの摩耗がより進行し、伸びてしまいます。

そしてギアの歯も同時に摩耗します。
ギアが小さいほど、その回転数が増え、
チェーンと摩擦する頻度が多く、ギアの削れが早くなります。

ひどくなるとチェーンとギアが噛み合わず、
ガクガクとペダルから違和感を感じ、
思うように進んでくれません。

チエーンが錆びた状態だと、
なおさらのことです。

特に以下のような、小さめのギアが付いたものは要注意です。

外装変速機つきの一般車〜スポーツ車の
・スプロケット(後輪の多段フリーギア)、
・リアディレイラー(後輪のギアチェンジ・メカ)、
電動自転車の
・モーターギア
・テンショナー

上の写真は6段変速つき一般車(ママチャリ)の
リアディレイラー付属プーリー(小ギア)です。
右側が新品、左側が摩耗したものです。
一目瞭然ですね…

この摩耗した小ギアがついた自転車の
チェーンは錆び、伸びが激しく、
6段スプロケットの小さめのギアも削れていました。

このような連鎖トラブルを早期に招かないためにも
定期的なチェーンの注油を心がけましょう。