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電動自転車のほとんどが内装3段式の
変速機(シフト・チェンジ)がついています。

ですが、変速位置「3」(上の写真)のままで
乗られている方が多いように感じます。

常時「3」のままで乗り続けると、どうなるか?
・変速機(後輪のハブ内)が壊れます
・モーターを傷める場合があります
・バッテリーの消耗を早めます

さらに、加速してしまう分、
空気の減りにも気づきにくいこともあり、
・タイヤ、チューブの劣化を早め、パンクもしやすくなります

また、同じ変速位置のまま(全く他の位置にチェンジしないと)
変速ワイヤーが固着し、
・他の変速位置に変速出来なくなります

チェーンに油を定期的なささないとなると、
・よりチェーンやギアの磨耗を早めます

う〜ん、なかなかいいことがありませんね…
早々と高額な出費を招くことになります。
 

以下、変速機の賢い使い方をお教えいたします。

通常、適した変速位置は以下となります。
「1」・乗り始め(より安全です)・上り坂がきつい時
「2」・乗り始め ・平坦な道
「3」・下り坂 ・スピードを出したい時

基本は「2」です。
変速を切り替える時はペダルの回転を一旦止めて、
(もしくは踏み込む力を弱める)
手元の変速レバーを操作しましょう。
・この操作を怠ると変速機が壊れる原因になります

信号待ちなどで、止まった時や、
乗り終わりの時などに、
「1」または「2」に切り替える習慣を
つけると良いです。
*きつい上り坂はその手前で「1」にしておきます。

その日の体調、状況に合わせ、
変速機を賢く使うと同時に、
手元のアシスト力の切り替えパネルも活用しつつ、

安全・快適かつ長持ちに、
賢く乗車されることをお勧めいたします。