車いすのタイヤには
一般の自転車と同じく空気を入れるエア・タイヤ、
ウレタンやゴムの塊でできたノーパンクタイヤ
の2種類があります。
エア・タイヤのメリット〜
タイヤの中にチューブがありますので
振動を吸収しクッション性が良いので乗り心地が良いです。
それ故、主に外出での 使用が多く、
長時間使用される方に向いています。
エア・タイヤのデメリット〜
空気を定期的(およそ月に1回)に入れる、
虫ゴムの交換(およそ年に1回)が 必要です。
パンクするリスクがあります。
空気が少ない状態であるとパンクするリスクも高くなり
駐車ブレーキも効きにくくなります。
ノーパンク・タイヤのメリット〜
基本的にパンクしません。
空気を入れる必要がないため管理が楽です。
病院、施設内向きです。
ノーパンク・タイヤのデメリット〜
エア・タイヤに比べて重量が重く、
クッション性が劣るので
主に室内で使用される方向きです。
(多少の外出であれば問題ないでしょう)
タイヤ交換の価格がエア・タイヤに比べ高い
(およそエア・タイヤの倍はします)
ノーパンク・タイヤにも以下様々な種類があります。
① ソリッドタイヤ(上の写真)
全体がゴムの塊。
転がり抵抗が小さいが、重量が重い。
室内向き。
②ソフトタイヤ、ハイブリッド・タイヤ
通常のタイヤの中にウレタンの塊チューブを
入れたもの。耐久性が高く、クッション性も良好。
③リペアムゲルタイヤ
チューブに特殊なゲルを入れ込んだもの。
クッション性が良好。
④ハイポリマータイヤ
全体が空気を含んだ特殊なポリウレタンでできたもの。
クッション性は無難。
タイヤ交換の際、
①はタイヤのみの交換も可能で
エア・タイヤからの交換も可能です。
②、③、④は成形上の都合で
タイヤと車輪のセットでの交換となります。
各タイヤ交換のお問い合わせはお気軽にどうぞ。