車いすも自転車同様、
パンクしなくても
タイヤとチューブの劣化が見受けられる場合は
交換したほうが良いです。
上の写真はタイヤの表面がすり減り
なおかつ経年劣化のため硬化し(カチカチに硬くなる)
すべる状態で、駐車ブレーキも効きにくくなります。
さらに上の写真(同じタイヤです)
空気がない状態でないと判別しにくいですが
サイドにひび割れがあります。
上の写真はこのタイヤの中身のチューブです。
サイドが削れて劣化しています。
この削れから穴があいて
すぐにでもパンクしてしまう状態です。
タイヤのサイドにひびが入っている場合は
このようにチューブのサイドも傷んでいます。
この原因は空気の少ない状態で使用し続けたことで、
タイヤがたわみ、サイドが角になり、
中身のチューブも傷んだということです。
タイヤとチューブが内部で摩擦し全体的に
チューブが削れ傷んでしまうこともあります。
チューブのバルブの根元が裂け、パンクすることも。
タイヤの表面も摩擦しやすくツルツルになるのが早く、
異物も貫通しパンクしやすくなります。
以上、写真のような状態である場合は
安全のため、速やかな交換をおすすめします。
空気をまめに(月に一回)
入れることで、パンクは防げます。
そしてタイヤとチューブを長持ちさせ、
かつ安全にご利用いただけます。
*空気を入れる必要のないノーパンクタイヤも
経年劣化のため交換が必要になります。
当店で車いすのタイヤ、チューブ交換を行う際は
必ず介助ブレーキ、駐車ブレーキ、車輪のガタつき調整を行います。
(別途工賃をいただくことはございません)